Home > Blog > オーストラリア滞在記

オーストラリア滞在記

豪州滞在記:302日目~世界遺産コカトゥー島は廃墟マニア垂涎の場所

もはや何ヶ月ぶりというレベルの豪州日記です。スイマセン...。
書くネタがなくて困っていたんですが、最近あまりに引きこもりが過ぎるだろうということで、シドニーの中でもまだ行ったことのない場所に行くことにしました。
パッと思いつきで決めたのですが、場所はパラマッタ川、というかシドニーの入江に浮かぶコカトゥー島。この島は流刑地時代のオーストラリアを象徴する負の世界遺産のひとつになっていますが、果たしてどんなところだったのでしょうか。
人によっては全ッ然何もないところ、また人によっては宝の山なのかもしれません。廃墟マニアのみなさん、ここはオススメのスポットですよ。


 コカトゥー島へはシドニーのシティのサーキュラー・キーの港からフェリーで行きます。

およそ30分程度。フェリーのチケットはサーキュラー・キーからだと往復で11ドルと60セント。お高くつきますが、まぁ入島料と考えましょう。



実はフェリーは結構スピードが出ます。60km/hくらい出ているような気がする。自分の住んでる場所の近くのパラマッタにはフェリーの終点駅があるのですが、バスと比べて停車駅(停船駅?)も少ないので、料金が高いことを除けばシティまでの足としてはなかなか優秀なのかもしれません。まぁ、それでも電車には大分劣りますが...。


また、シドニーの海には交通機関となるフェリーだけではなく、ヨットやカヌーなどのマリンスポーツを楽しむ一般の人もたくさんいます。停船駅のすぐ近くで釣りを楽しんでいる人を何人か見かけました。
日本人、というか東京人は休日といえば買い物と外食かもしれませんが、シドニー人は休日はアクティビティに費やすというイメージがありますね。


さて、上陸しましたコカトゥー島。といっても、30分ほどで島の外周を1周できるくらいには小さな島です。



駅を降りると、こんな感じのインフォメーションがありました。もしかすると元々は流刑地に関係した建物だったのかもしれない。


ウェルカムボードと過去のコカトゥー島の遺物(?)たち。


1944年のマップ。1944年といえば大戦中ですが、その時にはコカトゥー島は造船所・船の修理工場としての機能を有していたといいます。


インフォメーションを出ると、いきなり奥に何もない空間が目の前に開けました。段差になっていたり、柱の礎のようなものがあったり、もしかしたら元々は何か建物が建っていたのかもしれません。


大砲。そして後ろにあるキャンピング用のテントの組み合わせがシュール。


何もない空間。だだっ広いまっ平らな地面があるだけです。それだけなのですが、なんとも言えない不思議な気持ちを感じました。


これはなんだろう。クレーンの一種?


何もない空間の崖側にはトンネルがありました。もともとは大戦期に大日本帝国ら枢軸国の攻撃を想定して作られたシェルターだったようですが、ここシドニーには旧日本軍の手は届かなかったようです。
とはいえ、オーストラリアの中でも別の都市、たとえば大陸北のダーウィンなどが大戦期には旧日本軍の攻撃で大きな被害を受けたことは、日本人としては覚えておきたいところです。


トンネルの内部。天井は低く、意外と音が跳ね返ったりもしません。


途中何の説明もない謎の空間を見つけたのですが、真ん中の柱にBOYS← GIRLS→と書かれてあるのが見えるでしょうか...。


トンネルを抜けて、すぐ左手にはこんなでかい建物が建っていました。
ここはタービンショップ、船の動力機関の一つであるタービンを取り扱っていた場所のようです。


中はものすごく巨大な空間になっていました。船のタービンはでかいですから、これだけ大きなスペースを必要とするのもうなずけますが、ただ無機質に鉄骨だけが張り巡らされた空間は、何かちょっとロマンを感じるものがあります。






このタービンショップはこの空間だけじゃなくて、他にもいくつか大小様々な部屋からなっていました。
ところどころに当時の風情を漂わせたよくわからない物が置かれてあったり。


ただ、この物たちもこの島が放棄されるにあたって一度持ちだされたものが、ボランティアの手によって元に戻されたというようなものらしいです。


こんな感じの部屋もありました。石の壁で作られた重苦しい暗い部屋の窓から差し込まれる光がどことなく神秘的です。


何か宗教的な空気すら感じてしまいます。




本当になんにもない建物なのですが、広いということもあるのですが、部屋をぐるぐる回ってるだけでも楽しめます。


タービンショップから出て来ました。
近くにあったクレーン。


タービンショップの裏の広場。何もない。


船の修理工場だったということもあり、そこかしこにクレーンがあります。


島の真ん中は台地になっているんですが、階段で上に登ることができます。結構急でちょっと危なっかしい。


階段から下を見下ろす。廃墟とはいえ今は観光地なので人の姿があるのはまぁ仕方ないですが、そこは脳内補完で消してください。


階段を登り切った台地の上から見た風景。


台地の上にも建物がたくさんあります。



さらに高い場所に登れる階段もあり。



補修されることなく、当時の建物がそのままの姿で残っています。


扉に放射線注意のマークが...。X線の実験室だったみたいです。


いくつかの建物には中に入ることができます。


そして中庭もあったり。


巨大な煙突?


屋根がなくなった古い建物跡。


その内部。奥に暖炉らしきものが見えます。


壁の小穴から背景を見る。もしかすると小銃用の窓だったのかも。


監視塔?


中にはこんな感じの新しい建物もあります。実は宿泊も可能なようです。
入り口には「プライベートだから勝手に入らないように」という注意書きが。まぁこういう場所なので歴史的な建物と思って入っちゃう人が多いんでしょう。


キャンプ場がありました。シュールすぎる。


台地から降りてキャンプ場から監視塔を撮ったところ。


およそ2時間くらいで大体全部見て回れました。何もないところでしが、個人的にはかなり楽しめました。いい写真がたくさん撮れたー。
ただ、アクセスに若干難はありますが。コカトゥー島からは1時間に1本しか船が出ないので、時間が合わないと長いこと待たされるハメになります。が、停船駅の近くにレストランがあるので、開いている間はここで食事をしたり一服したりして時間を潰せるでしょう。こういうところで食べるメシもなかなかオツなのかもしれません。自分は島を1周して戻る頃にはお店は閉まってましたが...。

以上、ひさびさのシドニー日記でした。
ワーホリもついに残すところ2ヶ月。ここからが勝負だ。

豪州滞在記:261日目~近況報告

気づいたら1ヶ月くらい更新してなかったですね。
忘れてたわけではなかったのです。書くネタがなかっただけで。

そういえばこの金曜から次の月曜日までこちらではイースター休暇となっております。日本で言うところのゴールデンウィークみたいなものですね。
ただ、こちらの祝日は一部のカフェなどを除いて全部のお店が閉まってしまうので、どこかに遊びに行くこともできないのがアレです。車も持ってないからドライブにも行けないし。

お仕事の方ですが順調です。
今は会社のサイトのリニューアルのデザインをメインに、他のディレクターからちょくちょく入るデザイン系の依頼をこなしています。
ようやくトップページのデザインも固まったところ。1ヶ月くらい費やした気がしますが、その分しっかりしたものができたと思います。
他のメンバーからの信頼も獲得できている実感はあります。仕事は素早く丁寧にこなすよう心がけていますが、そこがウケているんでしょうか。

そういえば、前に社長とドライブ(という名の取材)に出かけたときに今後について話をしたんですが、「就労ビザについては出す用意はあるし、1年2年働けばきっとどこでも通用する人材になれるよ。頑張ってみない?」という話をされました。
その時は「できれば長く働きたいですけど、自分でも今後についてちょっと考える時間が必要ですね」とお茶を濁しましたが、実際の所かなり迷っている部分ではあります。
この機会はまさに千載一遇のチャンス。今ワーホリビザで来ている以上、次のチャンスはないものと考えるべきでしょうし、なによりこちらはデザイナーの待遇が日本と比べて極めて良い(日本がアレすぎるというのはありますが)のが大きな魅力です。それに社長も言うように、1、2年も働けば、全世界レベルでどこでも働く力を身につけることができるかもしれません。
とはいえ、日本に帰りたいという気持ちがこれまでになく高まっているのも事実。やはりこのワーホリの目的を達成することができて、自信がついたというのが大きいでしょう。

契約期間はあと1ヶ月で終わりますが、そこで終了となるのかそこから正採用となるのかはまだわかりません。直近だけじゃなく、10年、20年先の未来のことも視野に入れて、自分の将来についてしっかり考えたいと思います。

豪州滞在記:231日目~仕事を始めて1ヶ月

今の職場で仕事がスタートして4週間が経過しました。早すぎる...。
今もなんとかクビにならずに続けることができています。

最初のうちは社長や同僚の話を聞くのだけでも必死でしたが、流石に1ヶ月も経つと大分慣れてきた感じはします。何分ウチのオフィスはインド、ネパール、スリランカ、南アフリカ、コロンビア、中国、インドネシアなど、様々な国籍から構成されているので、みんなの使う英語のアクセントはホントに様々です。特に直属の上司であるシャイレンドラ(インド)の英語は尋常じゃない速さ、非常に独特なアクセントということもあり、彼から呼ばれた時は常に耳に意識を集中して向かうようにしています。

一方実務の方ですが、やはり最初のうちは元からあるデザインの修正や、パンフレットのデザインを言われた通りに作成するなどの簡単・退屈なものでしたが、最近は自社サイトのリニューアルのためのワイヤーフレーム作りに取り組んでいて、頭を使う作業ですが大きなやりがいを感じています。なかなか自分の思想をうまく説明できなかったり、逆に考えて作ったものを基本思想からダメ出しされたりとハードなこともありますが、自社サイトの制作ということで割とたっぷり時間を与えられていることもあり、インプットやアイディア出しにたくさん時間を割くことができるので、かなり楽しいです。
また、参考のために色んなサイトを巡ったりするんですが、ここでも日本とオージーのデザイントレンドの違いなんかがかなり目につくので、それを比較したり分析したりするのも楽しいです。
ちなみに、残業はほぼ皆無です。上長・社長含め、みんな定時後遅くとも30分以内には帰ります。話には聞いていたけど流石はオーストラリア。残業なんて無駄なことはしない。

今日はお昼ごろに社長・上長と軽く面談をしました。「もう1ヶ月だねぇ。来月もぜひ頑張ってもらいたいから、今週から週給をもう100ドル上げることにするよ。頑張ってね。」と言われて、有頂天な感じです。オーストラリアの相場で言うと実はそんなに給料は高くはないのですが、クビにならないどころか、ちゃんとメンバーとして必要とされていることが形で分かって、俄然やる気が湧いてきます。来月はもっといいパフォーマンスを出せるように精進せねば。

職場の人間関係ですが、仕事中雑談をすることはないのでアレですが、休憩時間や昼休みなどは割と他のメンバーと楽しく会話したりしています。特に毎週金曜日のお昼はピザを出前してみんなで会議室で食べる日で、そこで普段関わりのないメンバーとも話をしたりできるので楽しいです。さらに、ウチのオフィスにはビリヤード台があるので、お昼休みの空いた時間や、業務終了後にはビリヤードで遊んだりもします。何度かやっていくうちに徐々に勝率は上がっていってる気がします。他の人のプレイを見てても、いろんな打ち方があるので、勉強になります。

そんなこんなで、常時頭がフル回転なので超疲れますが、今のところ毎日を非常に充実した形で過ごせています。これで何かひとつ形になる成果を残せたら、もう堂々と日本に帰ることができます。勇気を出してワーホリ取ってホントに良かった。いや、まだ終わってないけど。

豪州滞在記:225日目~今更ATMの使い方について

正直ATMの使い方について今記事にするのってどうなのって思いますが...。
仕方ないじゃない、今までキャッシュパスポートばかりで銀行使う機会がなかったんだもの。

というわけなので、若干日本とは勝手が違うATMの使い方についてTIPS的な記事です。

コモンウェルスのATM on Twitpic
と言っても、お金の引き出しは基本的には日本のものと同じ。ただ、引き出す金額はディスプレイに表示されている、50、100、150、200、300ドルのうちいずれかを選ぶという形になっています。細かく引き出したい場合はどうすればいいんだろうか...まぁ、銀行に行けばいいという話ですかね。

一方入金の方はというと、結構日本とは違ってきます。ぶっちゃけ、こっちのほうが大分ややこしいです。
まず、ATMの中でも入金ができるATMの数が少ない。日本で言うとATMは基本的にどこにあるものでも入金・引き出しが可能とは思いますが、こちらでは銀行の中にあるATMくらいしか対応はしていません。
まぁ、オーストラリアには路上にも普通にATMがあるので、そこで入金させたら大変なことになるのは目に見えますが...。

そして肝心の入金方法ですが、まずは「Deposit」を選びます。すると、いくら入金するのかを尋ねられるので、手元のテンキーで入金額を入力します。そうすると、
ATMに入金をする際に使う封筒 詳細は日記にて on Twitpic
上のような封筒がATMから出てきます。これにさっき入力した金額の分だけお金を入れて、封をした後ATMに入金を行います。ややこし~い。おそらく、営業時間になったら銀行の人が封筒を回収して、わざわざATMの操作のあった時間と入金額とを照合して入金手続きを行うんでしょうね。凄く無駄を感じる...。あと、封筒が出てきてから入金が行われるまで、ATMからーピーピーと警報のような音が鳴りっぱなしになるので、無駄に焦りを感じさせられます。特に悪いことしてないのにやめてほしい...。

調べてみると、オーストラリアにある銀行はどこも大体似たような作法で入金をするそうで、なんだか通帳が電子化されていたり口座開設もWebベースだったり色々と先進的な印象を持っていたんですが、ここで若干アナログな感じのやり方に戸惑いを覚えました。みなさんもぜひ注意していただきたい。ATMのこの入金方法が信用できないという人は、普通に銀行の窓口に行ったほうが無難です。もちろん週末は開いてないところがほとんどなんですが...。

ただ、最近のATMでは封筒を使わずに入金できるATM(日本のように入れた分を自動でカウントしてくれるようなものだろうか)もちらほらできてるみたいなので、それが早く普及すれば楽にはなるんでしょうがね...。

豪州滞在記:219日目~ノースパラマッタへ引越し

2週間ぶりですね...。
忙しくてもせめて1週間の更新は保ちたいところですが...。

というわけで、この日曜日にボンダイからノースパラマッタへ引越しをしました。
既に1週間前から部屋を取っていて、ある程度の荷持は先に持ち込んではいたのですが、この日に最後の荷物と自分が移動してきた感じです。

朝9時頃、部屋の掃除と荷造り(既に前日やっていたので最終確認程度)。オーナーからボンド240ドルを返してもらって、こちらは鍵を返却。オーナーやシェアメイトに最後のあいさつをして、11時頃出発。
思えば随分長く住んでいたなぁ...半年以上をあそこで過ごしたと考えると相当なもんです。

ボンダイからノースパラマッタへはバスで2時間近くの長旅です。最後の荷物とはいえ一番でかい荷物を残してきたので、移動のほとんどがバスとはいえしんどい思いをしながら移動しました...。

午後2時頃、新しい部屋へ到着。既に鍵は先週もらっていたので、鍵を開けて入ります。
前にも記事にしましたが、ここのオーナーは中国人の老夫婦。「1週間ずっと来なかったから心配したんだよ~」とのことでしたが。ははは...。
おじいさんの方は今日が初対面。10年ほど前に中国の西安から、既にシドニーの大学を卒業して働いていた息子さんの招きで引っ越してきたそうです。ということもあり、あまり英語はそれほど喋れないみたいですが、同じ漢字文化圏。分からない部分は絵や図・漢字で補完し合ったりします。
おじいさんもおばあさんも両方共とても親切な方で、おなかペコペコだったところをカップ麺やサンドイッチ、ポテトチップスやピスタチオ、煮物やワインでお迎えしてくださいました。
しかし、前にワインで失敗していたのに、またしても白ワインと赤ワインを一緒に飲んでしまって、後々かなりキツイ悪酔いに苦しめられました...。吐いたりすることはなかったのですが。

新しい部屋は8畳くらいの1人部屋。鏡張りのクローゼットもついていて、一人で住むには勿体無いレベルの部屋です。部屋にテーブルとか本棚とか置きたい...。しかし、ここで問題が発生。「Wi-Fiのパスワードって分かります?」と聞いたところ、「ネット繋ぎたかったら有線を買ってきて繋ぐといいよ」と言われてしまい、若干困った自体に。オーナーの息子さんに聞いてみても、「ごめん、わからないからひとまず有線でなんとかしてくれないだろうか」ということだったので、ちょっとアレですが散歩がてらパラマッタに向かうことにしました。

パラマッタはシドニー第二のビジネス街と呼ばれる地域。シティほどではないとはいえ、整然とした街並みで、かなりの街だということがわかります。

パラマッタの街並み on Twitpic

その2 on Twitpic

その3 超級市場... on Twitpic

下はパラマッタ駅。ガラス張りでなかなかの大きさの駅です。

パラマッタ駅はガラス張りでなかなかカッコいい... on Twitpic

下はウェストフィールドショッピングセンター。シドニーの中では2番めに大きいウェストフィールドです。1番はもちろんシドニーシティ。

ウェストフィールドパラマッタ 買い物には困らなさそうだ... on Twitpic

というわけで、このウェストフィールドの中にあるJB Hi-Fiという電機屋でとりあえずLANケーブルを買って来ました。それだけで帰るのは勿体無いので、適当にウェストフィールドの中を回ってみましたが、ちょっと迷子気味に...。長い距離を疲れた上にワインのパンチが効いていることもあり、ウェストフィールド以外の場所は回らずにとりあえず帰ることにしました...。
時間がある時にはもっとしっかり回ってみたいです。チョコレートバーがあるのが気になった。行ってみたい。

Page Top